2017年 08月 20日
1時間に110mm?の豪雨で田畑が冠水 |
18日未明、雷とともに激しい雨が降り続きました。私たちは起きてエアコンやパソコンなどのコンセントを抜き、どうしたものかと思案しながら、この真っ暗闇ではまあ寝るしかないかとタカをくくって再び睡眠へ。爆睡していたところ、7時ごろ携帯が鳴って、ご近所のお兄さんが「すぐ来てくれ。水圧が強くて堰が上がらん」とのこと。あわてて駆けつけると、田畑は一面水没。ごらんのような有様でした。これは黒豆畑です。
原因は、下の写真の正面に見える堰が下がったままになっており、激流がそこでせき止められて周囲の田畑にあふれていたのでした。この写真は、堰が上げられた後の様子です。その時は、流れてきた草がいっぱい引っかかって、流れをさらにせき止めていたのでしょう。
これは手動で上下させる簡易な堰ですが、ある方が自分の田に水を引くために下ろしたあと、2.3日後に再び入れるために少し上げた程度にしていたところに、今未明の豪雨。すべての水がせき止められて、まわりの田畑に流入と相成った次第です。私の田にもあふれた水が流れ込んでいます。
堰を管理するものの一人として、責任を痛感しました。
もちろん畑も同様。スイカやメロンは収穫が終わっていたので事なきを得ましたが、それにしてもたいへんな豪雨でした。
朝のNHKニュースでは、当地に「1時間に110ミリの豪雨」と字幕で出ました。確かに豪雨でしたが、でもそれはちょっとオーバーじゃないの・・・。
町のホームページで調べてみると、「3時46ミリ、4時29ミリ、5時24ミリ、6時1ミリ」の計100ミリ。NHKでは「気象庁のレーダー解析」と言ってましたが、役場の雨量計の方が正確な印象ですね。
その日、夕方には再び雨が。なんだか「梅雨末期」(私が中3のとき、7月に集中豪雨がありました)の様相を思わせる、不安定な天候が続きます。
by nwrtc120
| 2017-08-20 15:54
| 妙見山麓の光景